教職員から |  2019/07/22

2019年7月17日(金)の共通教養科目「東南アジアの文化とことば」(担当教員:澁谷利雄、バンバンルディアント、加藤巌)の最終授業に特別ゲストとして柿沼道子さんをお招きしました。

柿沼さんは、在日インドネシア大使館からも認められた非営利団体インドネシアン ヘリテイジ ソサエティ(Indonesian Heritage Society)の日本支部代表をなさっています。

その活動は、インドネシアの豊かな文化的遺産の保護・研究、普及などを主な目的としています。
現在会員数は約600名、約50カ国に上るさまざまな国籍の会員からなり、大部分の活動は英語で行われています。

授業ではインドネシアの多民族国家の事例として、4つの民族が紹介されました。
それはジャワ族(ジャワ語、イスラム教)、ミナンカバウ族(ミナン語、イスラム教とアダット)、トラジャ族(トラジャ語、アニミズム)とバリ族(バリ語、ヒンドゥー教)でした。

このような多民族国家を1つにまとまるために、インドネシアは1945年独立時にパンチャシラという建国5原則のイデオロギーを打ち出しました。
インドネシアの学校ではパンチャシラ教育を導入し、公用語としてインドネシア語を制定することで他民族とのコミュニケーションが可能になりました。

柿沼さんの講義は力強く、その1つとして、インドネシアのイスラム教のイメージが中東と異なり「穏やかなイスラム教である」ということを仰っていました。
インドネシアのイスラム教はインドネシアの文化を取り入れているからこそだそうです。

日本人にとってわかりやいインドネシア語も教えて頂きました。
例えばごはんはナシ(Nasi)、魚はイカン(ikan)とお菓子はクエ(kue)などです。

そして、最後に学生たちへのアドバイスとして「若い時に海外に行き、視野を広げる方が良い。それは日本のグローバル化にも繋がる。」と伝えられました。


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